
無農薬・無化学肥料・無除草剤の「種子島茶」と「種子島紅茶」
私たちは家族経営の種子島(たねがしま)の小さな茶農家です。
1909年に静岡県から松下助七と他二名が、お茶の栽培適地として種子島へ移住し山を開拓してお茶の栽培を始めました。
私たちはその松下助七の子孫にあたります。
種子島は鹿児島県に属する離島で、その温暖な気候を活かし「日本一早い走り新茶の里」として全国に先駆けて3月下旬頃から一番茶の摘採が始まります。

<無農薬・無化学肥料・無除草剤で栽培!>
和紅茶は2012年頃から作り始めました。

きっかけは母方の叔母の「健康のために紅茶を飲みたいから作ってみてほしい」という言葉でした。
4代目は紅茶の製造の仕方について色々調べたり、知人に聞いたりして、茶時期に入ると早速試作に取り掛かりました。
はじめこそ上手くできたものの、何度か作ってみると製品としてなかなか品質が安定せず、また、品種によっても品質にバラつきがありました。
どの品種でも品質の安定した美味しい和紅茶を作るために、4代目はさらに色々調べながら試行錯誤を繰り返し、3年ほどかけてやっと味と香りの安定する製造の仕方にたどり着き、現在の「松下製茶」の和紅茶は完成しました。
さらなる品質向上のために、私たち「松下製茶」の和紅茶は製造後、業務用の冷蔵庫で3ヶ月以上熟成させてから販売しています。
現在は4代目の父と5代目の私とその家族で茶業を営み、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用せずに緑茶と和紅茶の茶園管理・製造・販売を一貫して行っております。
<無農薬・無化学肥料・無除草剤で栽培!>
人と環境に優しい『松下製茶』
私たち「松下製茶」は、5代目である私がアレルギー体質だったこともあり、4代目である父は「このままではいけない」と2003年頃から減農薬栽培へ切り替え、2012年には完全に無農薬栽培へ移行し、有機JAS認証の取得に取り組み始めました。
「松下製茶」では除草剤も一切使用しないので、茶園の中の雑草は手作業で取り除きます。

また、茶園の周りの雑草は機械で刈ります。

農薬・化学肥料・除草剤を一切使用しない「松下製茶」の茶園には、一年を通して様々な生物がいます。

中には害虫を餌とする天敵もいます。

「松下製茶」の茶園は自然との共存共栄により成り立っています。
有機農産物を95%以上使用して、薬剤や有機ではない原材料や製品などが混ざらないように製造したものが有機加工食品となりますが、私たち「松下製茶」の商品は100%有機栽培茶を使用しています。
私たち「松下製茶」の茶園は、山の中に独立した畑や、周囲の畑と一定の距離が保たれた茶園のみですので、周囲の畑の農薬の付着の心配もほとんどありません。
また、有機JAS規格では一部使用が認められている農薬がありますが「松下製茶」では一切農薬を使用しておりません。
※ティーバッグの商品については、有機茶が原材料ですが、ティーバッグ包装の加工が外部委託のため、有機JASマークの貼付はしておらず「有機○○」「オーガニック○○」等という表示もしておりません。
有機農業は、安心安全な食べ物を供給するだけではなく、自然循環機能の維持増進を図り、環境問題へ配慮するなど、人にも地球にも優しい農業です。

ぜひ私たち「松下製茶」の作る無農薬・無化学肥料・無除草剤の種子島茶と種子島紅茶をご賞味ください。